2014年 11月 01日
「黒井健 絵本原画の世界展」
鍼灸マッサージhanamiの遠藤理映です。
先日、新潟県立近代美術館で行われている「黒井健 絵本原画の世界展」に行ってきました。
黒井健さんは新潟県出身、絵本『ごんぎつね』や『ころわん』シリーズで有名な方です。
『ごんぎつね』は子どものころ私の家にもあって、好きな絵本でした。
彼岸花が美しく映えた景色が印象に残っていて、今でも彼岸花を見ると『ごんぎつね』の花だなぁと、そのシーンを思い出します。
今ではごんぎつねの里として、新美南吉さんの地元で彼岸花の素晴らしい景色が見られるそうですね。
個人でこれを始めるなんて、ホントすごいです。
『ころわん』シリーズは3歳の甥っ子が好きな絵本で、今回は姉夫婦・甥っ子・姪っ子&母と楽しんできました。
黒井さんの絵には、優しくて繊細さがあります。
筆の跡が分からないくらい優しいタッチで、間近で見てもどうやって描いているのか全然分かりません。
正直、見る前は好きなタイプの絵ではないなぁと思っていたのですが、原画を見たら、丁寧な優しい絵から黒井さんのまっすぐな仕事が伝わってきました。
"好きなことを仕事にした幸せな作家さん"なのかと思っていたけど、展示パネルには「どんな絵を描けばいいのかわからない」「創作に対する苦悩」のようなことが一貫して書いてあって意外でした。
真摯な創作へ向き合う姿勢が、独自の雰囲気を作り出しているように感じました。
なんと、「つばめっ子かるた」という、燕のご当地かるたを描いているのは黒井さんとのこと!
個人的には、「昔も今も 水害防ぐ 可動堰」「ルールを学び 楽しく遊ぶ 交通公園」という札が気になりました。…マニアック。
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ころわんの絵を描く体験コーナーもありましたよ♪
うーん、簡単で満足!
もうすぐ終わっちゃいますが、11/3(月)までやってます。
気になる方は行ってみてくださーい!
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そういえば、原画展を見た日の夜、家の近くをウォーキングしてたら、本物のキツネを見ました!!
びっくりしたー!
誰に言ってもあんまり信じてもらえないのですが、ホントにキツネだったんです。
三角の顔に、金色の体、長い大きなしっぽ。
キレイでした。
『ごんぎつね』と『手ぶくろを買いに』のキツネが引き寄せたのかも…!
いい日でした☆
鍼灸マッサージ hanami 遠藤理映
by hanami_in
| 2014-11-01 22:05
| 日々のこと